情景の彼方に

f(x)を追っかけ、SHINeeを伝説と崇め、block.bを天才と賛辞し、got7を脳内彼氏にした管理人が考察する「よろず趣味ブログ」 突然書いたり書かなかったり、超絶気まぐれ更新ですので悪しからず

可愛い彼女達の作り方〜f(x)日本公演初日レポ〜

 

 

来る2016年2月20日。

 

行ってきました。

 

 

 

 

f(x)単独コンサート

f(x) the 1st concert DIMENSION 4-Docking Station in JAPAN!!

 

f:id:c-c101:20160221222424j:image 

雨がすごかっただよ〜

 

めちゃ良かったです。

今まで行った中で一番良かった公演は「SHINee初ドームコン初日」だと答えていた加藤ですが、f(x)は加藤の推しという事もあり今回一位に躍り出ました。どちらも最高には間違いないけども。

f(x)推しからしてみたら今回のコンサートは号泣ものでした…。

 

 

だがしかし、加藤のような強火f(x)ペンでもチケットが当選しなかったり都合が合わず諦めた方も多いでしょう…。

コンサートとは死ぬほど楽しい場であるだけでなく、それを勝ち取るには運と都合という2つの関門を乗り越えないといけません。実に辛いものです。

 

そこで!

加藤が皆様のために(時に推しを追う事を断念しつつ)オペラグラスを覗きメモを書き、何処よりも詳しいレポを用意しましたYO!

DVD、Blu-rayが発売されるとはいえ、カットされる所もあるかもしれない!ですが加藤は盛りだくさんにあの日を再現してみました!

 

では、行った人もそうではない人も加藤と一緒にあの日へ戻りましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有明コロシアム

築地市場が建設中という五輪に向けて急ピッチで開発段階の土地・豊洲有明に我がf(x)が舞い降りました。

 

当日は天気予報通りハチャメチャな雨(こういう時だけ天気予報がピッタリと合うねんなあ…)で、寒さに弱い人だったら低体温症になったんじゃないかしら…(加藤は雪国と言えば滋賀と言う温帯育ちです)。

 

 

グッズ列*1に並んでる時も音漏れが割と凄くて早くもワクワク(開演4時間前)。ちなみに音漏れしていた曲はRude Loveでした。

 

無事何事も無くグッズを買い*2、会場までは室内で過ごす。

 

「むっちゃ寒ない?」

「まあまあ」

 

温帯育ちでも謎に寒さには強い加藤。

風がやや強かったので、軽くてわりかし扱いを雑に出来るユニクロスーパーライトダウンに感謝しました。

あったかいし濡れないし。今後雨が降りそうな冬公演ではこれを着ていこうと心に誓う。

 

 

「会場入りするのに寒い所でダラダラ並びたくなーい!」という加藤と友人のダラけっぷりにより、開演10分前に会場入り。

席は1階ブロック最後尾。←これが後々大興奮をもたらします。

 

花道・サブステージは無くメインステージのみの会場構成でしたが、キャパ自体が少ないためか後ろでもちゃんと楽しめそうな感じ。ただメインステージと対角線上の3階は若干遠く感じるかな…

それでもキャパが少ない会場っていいな、と思えるくらいには良い意味でこじんまり。

 

加藤、ペンラの光具合を確認。

「うむ、よい光じゃ」

「何が?」

つまり紫色は綺麗だねと言いたかった。

 

 

 

 

・オープニング

 

 

ここで急にEXO「Love Me Right」の特徴的なイントロのビートが流れ出す。

若干気まずい雰囲気が流れる会場。歓声あげてる人はあまり居なかった感じ。

てっきり同じavex所属だからEXOのランミライ日本語バージョン宣伝かと思って白けそうになる加藤だったけど、SMグローバルオーディションの宣伝でした。てへへ。

 

グローバルオーディションや会場内の何度目かの注意アナウンスも終わり、6時になった頃、

 

たんたたらたん…たんたたらたん…

 

急に大きな音でPaper heartが流れ出す。ほぼ同時に落とされる照明。

会場総立ち、一気に興奮状態になるも、

肝心の本人達は現れず。

ここでメインステージをよくよく見てみると、幕の替わりに今回の公演の布がピンと張ってある状態。これが落とされたらメンバーいるんやな、と思わせる感じ。

いつ落とされるんだろう…私が監督だったら2番目のサビで幕(というか布)を落とすな…と考えていたら、

1曲まるまるメンバー現れず。

 

オープニングVTRも無く本人達も現れず1曲目が始まるとは、なんて斬新なライブ構成…!と早くも感動する激甘ペン。

 

 

終わってしばしの間が開き、ついに幕が降りる。

ただし想像していたのと違って布が普通に下へ落とされただけ、

残骸をスタッフの皆さんがわらわらと拾って下さってました。

 

うわーーーー!とうとう奥にf(x)が………!

 

…いませんでした。

 

 

メインスクリーンに映し出されるオープニングVTR。

頭が箱形の推定男の子(クラブ君と言うらしい)がf(x)の四人にプレゼントとして、夢の国へ行ける鍵をあげる(多分)というお話でした。

レトロな雰囲気の映像で、女子ドルあるあるな「私達に夢中になる男の子」という描写は一切無く、f(x)ばかり映っている非常に眼福な時間。

アリスの世界を意識しているのか、メンバーが小さくなったりたくさん階段が現れたり、とにかくお洒落!

 

そこからカウントダウンが始まります。

10になった所から皆が一緒にカウントダウンをするも、4で止まって動かない映像。

あれ?と若干苦笑気味になりつつも興奮度MAXになる会場。

暗闇の中4人がステージに上がってくる影が見えます。歓声が本当に凄かったです。

 

大きな音が鳴ってビクトリアが被っていたクラブ君のお面を取ります。

確か年齢順にお面を取っていった気がする…(曖昧)クリスタルは安定の歓声多し。

 

各メンバーの髪型は、

ビクトリア…黒髪センター分け(リアル女神)

アンバー…ピンク色?のサイド刈り上げ前髪上げ(リアルイケメン)

ルナ…エクステで髪を伸ばし、右側にピンク色っぽいハイライトカラーのエクステ(好き)

クリスタル…若干茶髪で安定の麗しさ(リアル姫)

 

 

・オープニングダンスステージ

 

キューブの積み重ねで作られたような階段を降りて来て、ルナとアンバーが前で踊る。その間クリトリアは後ろで一生懸命に踊る。

キラキラとした素材の衣装で、かっちりとしたワインレッドのジャケットに銀色のスキニーズボン。ジャケットのインナーは黒色でしたがメンバーによって形が違いました。本当に格好良かったので是非映像で確認を。

 

前後を入れ替えたりして4人でガシガシ踊った後、ステージの向かって左手に固まる。

あれ…このフォーメーションはもしや…

 

 

・Electric Shock

 

で、でたーーー!

会場の皆さん、掛け声も大きくて結構感動しました。

 

 

・Red Light

 

これめちゃくちゃ格好良かったです。

ダンサーさんが多めに(8人くらい?)入ったからか、すごく見応えがあるステージでした。

ラストのサビに入る前のクリスタル→ルナへと続く見せ場はルナが一人で引き受け、高いステージでシャウト。

こういうシャウトが本当に綺麗なルナの声にしばし感動する。

テヨンのような低音がしっかり響くシャウトもとても好きですが、ルナの伸びやかの高音も好き。(激甘ペン)

 

 

・Dangerous

 

この曲を歌うとは全く思っていなかったため、かなり感激しました。

Hot Summerに収録されている曲ですね。

ダンスもめちゃくちゃ格好良くて、手の振りが特徴的。これは必見です。

ていうか懐かしすぎて涙が出るかと…!

 

 

・Dracula

 

レッライアルバム収録曲。噂のクリスタルによる官能的な演出も見れて最高。

途中ルナがステージ左手側に行った時、顔見知りを見つけたのか一瞬はにかんだのが可愛すぎた。

 

 

・MC1

 

〜非常に曖昧かつ適当ですが、大体の流れと雰囲気と可愛さを感じて下さい〜

 

 

全員「こんばんわーf(x)です!(日本語)」

 

ビクトリア(以下V)「(日本語で挨拶)頑張りますので応援よろしくお願いしまーすっ!(日本語)」

 

クリスタル(以下K)「(日本語で挨拶)f(x)単独コンサートという夢が叶ってとても嬉しいです(日本語か韓国語か定かではない)。会いたかったです(多分日本語)」

 

アンバー(以下A)「(日本語で挨拶)(すいませんメモ出来ませんでした)」

 

ルナ(以下L)「(日本語で挨拶)単独公演が日本で出来て嬉しいでーす!最後までよろしくお願いします!(日本語)」

 

K「では…ここで私とビクトリアは(右手でVを指す)、着替えて、きます(日本語)」

ここむっちゃ可愛かった。流暢じゃないから言葉に詰まっただけなのか、照れたのか分からないけど、若干照れた感じに聞こえてこの世のものとは思えないほど(以下略)

 

L「いってらっしゃーーーーい!!(日本語)(物凄く大声)」

 

(VとKが小走りで左手側に捌ける)

 

L「(思い出せないけど韓国語で「単独公演が出来て嬉しいです」的な発言)

エンボさん、今はどんな気分ですか?(韓国語)」

 

A「こんなにファンの皆さんが来てくれて本当に嬉しいです(みたいな事を韓国語で)」

 

L「嬉しいでしょ!?!?(日本語)」

この時ジェスチャーが大きいルナが可愛すぎた。

 

A「ルナさんはどうですか?(韓国語)」

 

L「今日は本当に凄い雨が降っているのに、こんなたくさんの人が来て下さって本当に嬉しいです(みたいな事を韓国語で)」

 

A「ではここで皆さんの熱気をテストしてみましょうか(韓国語)」

 

アリーナに声を出させるも声が小さかったのか「全然聞こえませんよ!」とめちゃくちゃ笑顔で言うルナ。ドSか。可愛い。

アンバーが左手スタンドに行って叫ばせる。ルナも負けじと右手側スタンドへ。

 

(VとKがスクールルック風衣装で戻ってくる)

(軽く茶々を入れつつAとLも着替えに捌ける)

 

V「皆さんこんばんは、ビクトリアでーす(日本語)」

 

K「こんばんは、クリスタルです(日本語)」

クリスタルの時歓声が大きすぎて、改めてクリスタルの人気ぶりを思い知る。

 

V「(韓国語で何か言ってくれたのに思い出せない加藤)」

 

K「(韓国語で何か言ってた)

皆さん、Docking Stationってどういう意味か知っていますか?(韓国語)」

 

(通訳さんが翻訳してくれる間真顔で待つクリスタル)

(が、しかしイマイチ観客の反応が無い)

 

K「(あまりの反応の薄さに小さく吹き出す)

Docking Stationは、私達が暮らしている所です。ここで友達のように遊びましょう。友達を連れて来てもいいですし(韓国語)(ここめっちゃ自信無い)」

 

V「誰を連れてきますか?クラブ君連れてきますか?(韓国語)」

 

(しかしまたまた反応が薄い)

(というかまずクラブ君あんまり浸透してなかったと思う加藤)

 

V「あら……皆あんまりクラブ君が好きじゃないみたい…(韓国語)」

ここのビクトリアもめちゃめちゃ可愛かった!!いかにも残念といったあの表情!

 

(暫くビクトリアのクラブ君推しが続く)

 

(AとLが戻ってくる)

 

L「次の曲に行きましょう!(韓国語)」

 

 

〜〜暗転〜〜

机や椅子など学校のセットが出てくる。クラブ君も出てくる。

 

 

Gangsta boy(feat.クラブ君)

 

ルナが「One Two Punch!」の歌詞の所でパンチをクラブ君にお見舞いしているのが可愛すぎた。クラブ君が何故かソルリの位置で踊ってるんですけど、ダンス上手でした。

ルナとクリスタルのターンのあたりで(2番目が歌い終わって大サビに入る直前の箇所)音楽が切り替わる。

 

 

・Toy

 

YouTubeに投稿されたまさにそのままでメンバーが両手を上げてシャンプするのが愛おしすぎました。Gangsta Boyからの切り替えも違和感無し。

 

 

・LA chA TA(ロックver.)

 

ルナが「ナムジャ〜」の所で会場を指差し。

掛け声が一致していて皆待ってたんだなあと改めてほっこり。

 

 

・Me+U

 

この曲は見たかった曲TOP10に入るくらい好きなので凄く嬉しかったです。

1度地上波じゃない番組かなんかでは披露されてるけど、未だに綺麗な映像で見た事が無かったので今からDVDが楽しみ。

ここはソルリの位置にダンサーさんが入ってました。調整が間に合わんかったんかな…と少しだけ悲しみに浸る。

 

 

・Danger(韓国語ver.)

 

ソルリパートはルナとクリスタルでカバー。

これは4人で踊っていました。まあこの曲は様々な所で披露する機会もありそうだし。

 

 

・Beautiful Goodbye

 

机や椅子の上に座ってしっとりと歌い上げるメンバー達。

ちゃんと椅子に座ってるのがルナだけでちょっとウケた。

 

それからめちゃくちゃ可愛かったのがメインスクリーンに映し出されていた黒板の映像。

真ん中に「Beautiful Goodbye」と書かれていて、四隅みメンバーの名前が書かれているんですが、

Amber←Fool←No!!

と落書きチックになっていて、芸が細かいと感心しました。黒板も要チェケラ。

 

 

・Sorry(Dear.Daddy) f(LUNA+KRYSTAL)

 

他の3人は捌けて、2人だけのステージ。

この曲もNU ABOで初めて聴いてからめちゃくちゃ好きだった1曲なだけに感慨もひとしお。ラジオで歌ってる動画が本当に可愛くて、見たかったんだよう…

この曲を歌い終わって捌ける前、何かしたらしいんだけど見逃してしまった加藤。後に残るは歓声ばかり…

誰か知っている方が居たら今すぐ教えて下さい!

 

 

・VTR2(曲:Signal)

 

クリスタル:逃げる人

ルナ:一緒に逃げる人

アンバー:騒ぐ人

ビクトリア:忙しい人

 

 

最初に各メンバーのカットと上記の文字が現れたんだけど理解出来ず。

後のVTRにも関係があるようには見えませんでした。

次のコンサートへの予告?とかなり前向きに解釈していますが、一体なんやったんやろ…

 

VTRの内容はメンバー同士のキャッキャウフフフという、最高に可愛いモーメントの提供です。うう、どの瞬間も目に焼き付けないといけない、永遠ループをしないといけない最高の映像…。

ここで特に要チェケラなのは、

1、クリームを右手薬指に付けた後のクリスタルの表情

2、ちょくちょく覗くアンバーのタトゥー

の2点です。萌え転がる(むしろ燃え転がる)ことを請け負います。

 

 

・尾行(Shadow)

 

オルゴール風な可愛らしいイントロに合わせてロボットダンスで登場したf(x)。

衣装はパステルカラーのナイロン地っぽいヒラヒラのワンピース。

勿論エムボ以外だけれども。

ロボットダンス…ヒラヒラのフレアスカート…はっ、レッベルのDumbDumb!

いやあf(x)がもう激可愛い。

 

 

・빙그르(Sweet Witches) 

 

 

・Milk

 

ルナがソルリパートの「하얀색이니까(はやんせきにっか)」という箇所、めちゃくちゃ可愛かった…

もともとソルリの歌い方って舌足らず気味で可愛かったから、ルナもそれっぽくなっててる。

 

 

・Ice Cream

 

ソウルコンの時よく画像に上がっていた、例のアイスクリームのレプリカをもってパフォーマンスをする曲です。

クラブ君から1人1人アイスを貰う所、1人大げさに喜ぶエムボに死んだ。君はどうなってもアメリカンだから本当に愛しい。

それからマスターさんがこぞってこの曲の写真をあげた意味が分かった気がしました。(つまり皆めちゃくちゃ可愛い)

 

 

・NU ABO(ロックver.)

 

この曲も本当に歓声が凄くて、とにかくタイトル曲は皆見たかったんだろうなあと。加藤はどっちかというと収録曲パフォに興奮するタチなので意外でした。

それから一緒にしゃがみ込むジョンリモーメントの振り付けがクリトリアに変更されてて、あまりの美しさに目眩が。

移動距離が増えたビクトリアはちょっと忙しそうだったけど。そんな慌てる姿も美しくていらっしゃるビクトリア様…(拝礼)

 

 

・MC2

 

A「皆さん、楽しんでますかー!(日本語)ファンの皆さんは本当に凄いですね(だかなんだか韓国語で)」

 

L「f(x)の皆さん、気分はどうですか?(韓国語)1人ずつ順番に言ってみましょうか。ではビクトリアさんから」

 

V「今まで事務所の先輩方と一緒に日本でコンサートをすることは多かったのですが、初の単独コンサートで胸がドキドキです。心臓が爆発しそうです(韓国語)」

ビクトリア本当に三十路手前とは思えない可愛さで〜!!

彼女のなんて黒髪が似合う事!

この素晴らしいビジュアルを文字では伝えきれない事が残念で堪りませんです。

 

L「みなさーん!私達、お水飲んでもいいですかーーー!(日本語)(超大声)」

 

(クリスタル以外のメンバーが取ったお水を、まず最初にクリスタルに渡そうとする。)

ここはTwitterなどで拡散されまくっていたので知っている方も多いかと。

でもびっくりするくらい3人の動きがシンクロしていて、コント見てるみたいでした。

実は3人が「ダチョウ倶楽部」などを見て研究した日本向けギャグとかだったら可愛すぎるわ…(妄想)

 

A「(クリスタルを指して)お姫様です(韓国語)」

 

L「じゃあ続きをしましょうか(韓国語)」

 

V「待って、お水飲んだから(ルナの)リップが取れてる…(韓国語)」

 

(ビクトリアがルナに近寄って唇を拭ってあげる。

優しすぎる女神・ビクトリアとしっかりものの娘・ルナの姿に全加藤が号泣)

 

A「私から話します。私がお姉さんだから。背が高いから(韓国語)(思いっきりルナを見て)」

 

(アンバー無邪気に笑う。ややむくれるルナ。即座に宥めるように抱きしめるアンバー。)

このルンバーも可愛過ぎ注意報発令中で網膜に焼き付けた。

 

A「今まではファンの皆さんに会う機会が無かったのですが、こうして今皆さんの顔を見て本当に感動しています。有り難うございます。(韓国語)」

 

L「私はこんなに大勢の人がf(x)のファンだったなんて知りませんでした。7年間待って頂いて光栄です。(韓国語)」

 

K「こんな風に単独コンサートが出来るなんて想像もしていませんでした。

舞台に立つ前に袖から会場が見えたんですけど、たくさんの紫色の光が見えて本当に誇らしかったし、来て下さった方のために最高のパフォーマンスをお見せしようと思いました。(韓国語)」

 

V「そろそろ次のステージに行かないといけませんね(韓国語)」

 

L「でもf(x)は前の人しか見えていない訳ではありませんよ!全部見ています!

それではエムボオンニ、私達はもっと皆さんに近付かないといけませんよね?(韓国語)

みなさん!旅に出ましょう!!(日本語)」

この『旅に出ましょう!』が『縦に出ましょう!』に聞こえたのは、きっと加藤だけじゃないはず。

縦に出る?ええ?座席移動して前に出ても良いよってこと?と1人で推しの発言に焦りました。

 

 

・Traveler

 

ジコのラップ箇所は削られていて、いきなりルナから始まりました。

アンバーのジコラップも見たかったな…と少し残念でしたけど、やっぱり良曲!

メモには『ルナとビクトリア、可愛過ぎ!』と書いてあるのですが、具体的にどの瞬間だったのか全く思い出せず。何だったんだよ…気になる…

 

 

・ZigZag

 

エレショミニアルバム収録曲ですね。

この曲可愛くてリズムもf(x)っぽくて大好きだったのですが、ようやく見れて感無量!

こういうエッジの効いた可愛らしさはf(x)ならではなので、こういう曲をもっともっと欲しいと切実に思う加藤。

 

 

・Airplane

 

今回は椅子を使わずにパフォーマンス。

椅子を使わなかったから、「airplane」と「love」の間にあるブレイク(椅子があるときはメンバー1人ずつ場面の所)でアンバーがダンサーさんに持ち上げられてて、花火みたいに弾けてるのが本当に可愛かった。

 

その後2番あたりでメンバーが客席へと降りて歩く。

アリーナとスタンドの間を歩いてくれたんですけど、アリーナのお客さん達が凄くお触りしてて、ああ、肌の感触をインタビューしたかった…(勿論していませんが)

それからスジョンの投げキッスを見てしまったのですが、それが「民に施しを捧げる王女」にしか見えなくて全力でひれ伏したくなりました。

組み合わせはルンバーとクリトリア。

 

 

・JET

 

少しゆっくり歩きすぎたのか(恐らくクリスタルへのお触りの凄さが原因だと思われ)、舞台に辿り着いた瞬間小走りするクリトリア。

ソルリの位置にはダンサーさんが入り、ソルリの可愛い可愛い歌詞割りはルナとクリスタルが担っていました。

ルナの一番の見せ場であるフェイクで耳に手を当てて気持ち良さそうに声を出していたのが、もう本当に可愛かった。転げ回りたかった。

 

 

・Beautiful Stranger f(AMBER+LUNA+KRYSTAL)

 

・VTR3(曲:Boom Bang Boom)

 

f(x)コンにワクワクする皆、みたいな内容だった気が。

VTRに出て来たカレンダー上に記載されていたf(x)コンの日がソウルコンの日になっていたので、ソウルコンと映像は変わっていないと思う。

あと電車の駅の入り口みたいな所で、何枚も何枚も角度を変えてセルカを撮るクラブ君が映っていたけど、あんたどの角度も顔一緒やん。

 

 

 

・무지개 (Rainbow)

 

ラフな衣装で戻って来たf(x)!この時の衣装が本当に好き。

特に白Tに黒スキニーを履いた素っ気ない格好がビクトリアを引き立てていて格好良すぎました。

この曲をまさかすると思わなくて一瞬何の曲か分からなかったです。でもこの曲を聴いた時に頭の中で想像していたダンスの何倍も格好良くて、これはDVDが手に入ったらまずチェックしたい(と思うくらい格好良かったです)。

あとアンバーの眉毛を上下に上げ下げする表情は本当にかっこいいと思います。アメリカ〜ン!

 

 

・Pretty Girl

 

『アンバーイケメン過ぎ』ってメモにあるんですが、どれだけアンバーイケメンだったの…でも本当に衣装が似合ってた。

段々ラストが速くなっていってからの、次の曲です。

 

 

・Diamond

 

Pretty GirlからのDiamondに違和感無い入りで感動しました。それから途中に挟まれたBoom Bang Boomとのリミックスもお洒落。

このダンスをクリスタルは気に入っているのか、ちょいちょい楽しそうに笑うのが年相応の女の子っぽくて本当に可愛かった。あのクリスタル独特の下向き気味の微笑み!

それからこの曲、途中でルナのダンスブレイクがあったのですが、そこが本当に格好良かったです。この子は本当に何やらせても出来る子やな。

アンバーのターンはイケメンラッパーでしか無かった。

 

 

・Rum Pum Pum Pum

 

ダンスのキレが半端じゃなかった(いや今までからそうだけど)。

なんだか皮肉な事にソルリがユルユルだったからか異様にキレキレに見えるんですよね。

良くも悪くもソルリのユルさはf(x)らしさとして脳にインプットされていたんやなと。

 

 

・Step

 

いつかのクリスマスにEXOと一緒に開催した公演とは、振り付けが変わっていました。

ここでマイクトラブルがあったのかクリスタルの見せ場でルナの上パートが物凄く響いてた。

それと同時にルナってあんな高い声出せるんか…と驚愕。

で、途中のルンバーミニコント。

 

A「Stop! Stop! I’m so tired!!」(と言っておもむろに床に寝転がる)

L「(戸惑った様子で)So tired??」(意外にもめちゃくちゃ発音良かった)

 

 

・Shake that Brass

 

ルンバーミニコントの末、急に始まるShake that Brass。

最初からでは無くサビのダンスを皆で踊って再びStepに戻る。

ここの切り替えも自然すぎた。

 

 

・VTR4(曲:아이(love))

 

再び不思議の国にいるf(x)メンバー。

今回は全員カットは無く、1人1人のカットのみ。

 

 

・4walls(日本語)

 

ビクトリア…緑

アンバー…青

ルナ…ピンク

クリスタル…紫

といったメンバーそれぞれ違う色のトップスで登場したf(x)。キラキラ(テカテカ?)した素材だった。

いやあそれにしてもいきなりの日本語曲で本当にびっくりしました。

次の日本アルバムに収録されるんかな…と今からホクホク。

歌詞は意外と悪くなかったです。が、急に敬語になる箇所は流石に違和感があったかも。

まあavexの割に良かったです(数々の先輩方より愛を込めて)。

 

 

・Papi(クラブ曲風)

 

ルナがノリすぎたのか、1人で振りを間違えちゃったのか、よく分からないけど1人でめちゃくちゃ揺れてる箇所があって愛しかったです。

 

 

・déjà vu

 

ビクトリアがややボーッとしてて振りを間違えたらしいアクションを起こしていたのが可愛かったです。もしかしたら疲れちゃっていたのかも。

 

少し話が逸れるのですが、加藤はライブ鑑賞の際は全員を眺めるのが好きです。

ていうか推し以外ももれなくちゃんと好きなので推しに絞って見られない。からオペラグラス(古い?)をあまり覗く事はしない派だったのですが、この曲で認識を変えました。絞って見た方が良い。

なんの他意も無くルナをずっと見ていたら、他のメンバーのパートの時に「暑い〜!(日本語)」と口パクで前の席の人に言った上に、

(恐らく何か返事をしたらしい前のお客さんに向かって)「イヤモニしているから聞こえないよ〜><」というジェスチャーを返してた…その可愛さたるや、一瞬で他の考えが吹き飛ぶくらい。

いやはや可愛さで人を殺せると実感したのは初めて。

 

 

・Rude Love

 

ルナがリズムを取る為に頭上で手を叩くと、もはやフラメンコのダンサーさん。4wallsの衣装もどことなくフラメンコっぽいし(ズボンとか)余計にそう思うのかも。

この曲はビクトリアのソロダンスが入ったのですが、それがまたエロい系で三十路の本気を見ました。

で、このソロダンス、舞台の上の方で披露していたのですが、舞台から降りる際にクリスタルに手を引かれているのが本当に麗しかった。絵になる2人。

 

 

・Cash Me Out

 

びっくりしたのがこの曲にダンサーさんが1人入ってた。

恐らくソルリの位置だと推定されるけど、この曲でもソルリ有りで練習していたんや…とややびっくり。やっぱりリパケであのアルバム出すつもりだったのね。4wallsは新しく作ったんだろうけど。

 

 

 

〜アンコール〜

 

・So into U

 

アンコールの掛け声が始まってからスタッフの人達が私達の通路(1階席の最後尾)と2階席の最前列の通路を塞いでから、もうその周辺の人は気もそぞろ。

で、この曲の時に1階席と2階席の間の通路を歩いてきました。

結果的に私達の物凄い近くをメンバーが通ったのに、私はお触り出来なかった。出来なかった!

友達はめっちゃ触ったらしいのに…腕が短いと困るね。

近すぎてちょっとびっくりしましたが、華奢だからか意外と小さく見えました。

この曲で近く通るのは本当に心臓に悪い…というか涙が出ちゃうんですけど…と1人思っていたら、通路を半分ほど過ぎた所でルナが泣いていて、加藤の涙は引っ込みましたとさ。

 

 

・Hot Summer(日本語)

 

日本語バージョンなのが少し残念だけど、このパフォーマンスのために心血を注いでくれたと思えば何でも受け入れられる!!涙出る!!

この曲、終わりの方の曲にしてはハードな振り付けだと思うのに、皆疲れを全く見せずに最後まで踊っていました。しゃがみ込む所とか全力。

 

 

・MC3

 

K「皆さんアンコール有り難うございます(日本語か韓国語か定かでない)」

 

L「私達は少し前にソウルで公演して、今はこうして日本で公演しているんですけど、

初めての単独コンサートで日本が初めての海外単独コンサートです。」

(会場歓声)

 

K「ミユの皆に感謝したいです(韓国語)」

 

A「正直、もっともっと皆と騒ぎたいです(韓国語)」

 

V「残念な事に私達はまだ日本語が全然話せなかったけど、日本語を頑張って次はもっと皆さんと話したいです。(韓国語)」

 

K「本当に悲しいのですが、次が本当に最後の曲です。心温まる一日をありがとうございました。(韓国語)」

 

V「これからもミユの皆さんと頑張りたいです。(韓国語)」

 

 

・Ending Page

 

メインスクリーンに日本語訳が出ていました。改めて日本語訳を見ながらメンバーを見ると、本当に心にぐっと来るものがあるね。

色々あったけど、7年間待ち続けた甲斐があるなと本当に身に沁みて思いました。

皆涙目で歌っていてそれもまた号泣ポイント。存在が最早ありがたい。

 

 

・最後の挨拶

 

V「本当に終わりましたね…(韓国語)」

 

L「皆さんが本当に愛らしいです(韓国語)」

(ここでルナが身体をビクトリアに預ける)

↑ここ本当に可愛かったので書きました。

 

K「そんな私達のために最後まで頑張ってくれたダンサーの皆さんに大きな拍手をお願いします!(韓国語)」

 

V「そして私達のとってもとってもとってもとっても素敵なお友達、クラブ君も!(韓国語)」

2回目のMCから分かっていたけど、ビクトリアのクラブ君愛が強くてかわいい。なかなか出てこないクラブくんを促したり、「セクシデンス!」と言ってセクシーダンスをさせようとするビクトリアかわいい。かわいい。

 

V「(韓国語で様々なスタッフの皆さんに感謝の言葉を述べる。本当に誇らしいリーダー。)」

 

K「では最後に皆で『ありがとうございます(日本語)』と言いましょうか(韓国語)」

 

K「いち、にー、さん、(日本語)」

 

全員「ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

 

…長かった。

打ってる加藤もなかなか疲れましたが、読んでる皆さんはもっと疲れたんではないでしょうか。

 

どうですか?出来る限り初日の様子・雰囲気を再現してみたのですが、皆さんその場に居たように感じられましたか?

ちなみにルナがよく言っていた日本語は「一緒に!」(ただしイマイチどこを一緒に歌えば良いか分からない所で言う。ここ萌えポイント。)で、アンバーは「皆、準備オッケーですかぁ!!?」(大体皆会場入りした時点でオッケーだと思うのに何回も確認するエムボ。ここも萌えポイント。)でした。かわいいかよ。

 

意外と皆加藤が予想していたよりも日本語が出来ててちょっと驚きました。

クリスタルが最初の方で「ビクトリアと着替えてきます」と日本語で言ったのには驚き。きっとこのフレーズを繰り返し練習したんだろうなあと思うとそれだけで涙ながせます。

こう振り返ってみるとダンス曲が多くて皆本当に疲れたと思うし、これだけの振り付けを覚えたかと思うとその努力に頭が下がる思いでした。

ビクトリアも忙しい中で練習して、日本語も覚えて…となると本当に時間が限られてくると思うし、いつかのSMTOWNで「私は日本語が出来ないから韓国語でいきまーーす!」と元気いっぱいに言っていたアンバーがこれだけ日本語で話すなんて…かーーーーっ

 

 

 

本当に素敵な空間と時間でした。今までf(x)を追っかけていて本当に良かった。

今回いけなかった皆さんも次回は絶対行きましょう。f(x)は私達の予想の上を見せてくれます。

 

 

 

*1:異様にスタッフの人が少なかったのは、人員削減なのか悪天候のためか…

*2:販売開始40分ほどでまずパスケースが売り切れ、1時間過ぎた頃にペンライトが売り切れました

2015年下半期の韓国歌謡界を振り返る


 

 

前回の続きから。

 

 

 

 

 

  • 7月

 


GOT7!!皆さんがなんて言おうとGOT7!!
少女時代?INFINITE?NO NO!
(と書きつつ、ピニのLがただの人形になっていたので少し追いました。美青年すぎた)


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うう、尊い…


可愛いものに可愛い服着せてどうすんねん…ㅠㅠ



しかし長年やってきてペンの土壌がしっかりしているピニには負けて、惜しからむ1位を逃しました。残念極まりない。

GOT7にしか出せないやんちゃで良い曲だったのに。

「やんちゃな弟」コンセプトど真ん中直球だったため目新しさは無いものの、1回1回の舞台に力を尽くしてくれたGOT7を誇りに思いまする…(まだ悔しい)

 

 

 

  • 8月


灼熱の太陽!高い空!白い雲!白い美脚!
ハイ!
8月は何と言ってもWONDER GIRLS!!ワンダーガールズ!!ウォンドゴルズ!!원더걸스!! 
かつて少女時代のライバルとして並ばせられたワンガが満を持して戻ってきました!

ちょっと曲調がレトロで、その上に癖のある声が魅力的なこの曲、
是非とも同じ体験をして頂きたく貼っておきます。

 

 

www.youtube.com 

じぇーわっぴー!えん わんだごるず!

 

このちょっとレトロなイントロから被さる甘い声…!
MVも良い。素晴らしい。
最近よく見るゴテゴテ衣装にカラフルな世界観と違って異質な感じ。どこをとっても現代らしくない。

なんやねん天才か。
この曲をワンガにあげたJYP天才か。

 

 

  • 9月

9月はデビューが多かったイメージ。
神話チョンジンのソロデビュー、DAY6、UP10TION、iKON(自信無い)。
オプテは正直この時の活動曲より次の曲の方が好みでした。

チョンジンはティーザー写真がめちゃめちゃ好みでして…!!
その上あんなスーツで踊られたらもう………オッパーーー!!
まあしかし、夏の暑い日にスーツなんか着て平気なんかおっちゃん、と思う節も無くもない。(野外ステージのときの額の汗は半端無かった)

 

 

 

  • 10月


10月はてんこもりな月でした。


まずはがっせ!10月もがっせ!GOT7!
タッチョアでかなり長い間活動をしてくれたから然程インターバルを感じずにカムバしてくれた正義の7人(偏愛してるとは言わせない)。
しかも「やんちゃな弟」から「哀愁漂う大人」になって戻ってきました!!
ニガハミョンは過去に記事にしたのでそちらを参考になすって下さい…いやまあ私はもう1周どころかあと10周くらい出来るのですがね。
ジャングルから帰還したジェクが音楽番組に立っているのを見られるのも嬉しかった。

そして何と言ってもこの活動で念願の1位を取りました!
これは絶対に外せない2015年10月の大ニュース間違い無し。

 

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「소년소년한김유겸」様が切り取った「1位を取った後、天井を仰ぐユギョム」の何と神々しいことでしょう…うう、涙出るぜ…


ただし唯一韓国での音沙汰なかった9月は必死で日本にて新曲の広報活動してたので、きっとこの頃のアガセは「休んでくれや」で一致したと思う。
そう思いつつもラクーアでの無料観覧に行った加藤は、ラフ×3以外にSo Lucky、しかも最後にはタッチョアまで披露してくれて大満足の30分でしたとさ。(ジェクがぞうさんの歌を歌ったことも忘れないうちに記しておく)


GOT7以外だと確かテヨンとギュがソロ曲出した気がする。気がする。
テヨンの1位席巻具合がエグくてビックリしました。
なんやねん、ソシ落ち目とか終わったとか言ったの誰やねん。強すぎやないかい。
…でも恋愛するならやっぱり隠した方が良かったと思うよ…ファンにもグループにもお互いにも良いことは無いし…(小声)


あと日本でも何かと話題になっていたSIXTEEN出身のJYPガールズグループ・TWICEのデビューがありましたね。
加藤はナヨン氏の顔がドストライクだったので非常に癒されます。(f(x)の追っかけと言っているだけ、恐らく皆さんも何故ナヨンに癒されるのかお分かりだと思います)
TLを見る限りミサモが日本では人気なんかな?


サナちゃんってふっくらしていて白くて本当に可愛いよね。可愛すぎる。大福かな?ん?

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参考画像


個人的にモモちゃんは自分の好きなダンス…ファンクパンク?をSIXTEENの1on1で踊っていたので凄く興味あります。そんな加藤はイルボンラインではミナペン。(今まで話は何やったんや)


それから忘れもしない27日。深夜にf(x)のMV公開を正座で見守った日です。
ストーリーが上手く掴めなくてその後10回ほど回したのですっごく足が痛くなりました。正座なんか二度とするか。翌日寝坊しました。正座なんか二度と(以下略)。


4walls本当に凄かった〜いやもう正直f(x)っぽくない!でもそれが良かった!涙
最早f(x)っぽいのはレッベルに盗られてしまったわけで、f(x)っぽいパフォーマンスは流行らないんよね…

悲しいけど、そのお陰で今回の4wallsが生まれたと思えば全てを水に流せる…!

で、いつペンに名前付けてくれるん?1期で入る予定やねんけど?
(エムボのツイからずっと待ってる)


最後に28日。私はたまアリのTHE SHOW スーパーコンサートへと行きました。
GOT7、ブラビ、SHINee、つまり私にとっての息子、天才、伝説が一堂に会するのでそりゃもうホックホクで参りました。レポ書きたいと思いつつ、全く着手していない加藤。もう忘れつつあるがな。

とにかくユギョム可愛いわ、ユグォン可愛いわ、オニュ可愛いわで最高でした…あとMY NAMEの日本語の上手さにビックリしたのも特記事項。
加藤が知ってるMY NAMEは新大久保でノート配ってた頃(つまりめっちゃ昔)やからこんなに成長してたんやね…

 

 

 

 

  • 11月

 


すいません、11月は殆どTWICEとGOT7の動画を漁り、また漁り、デビューステージを漁り……で、ろくろく他のグループ見ていませんでした。
ジコちゃんの曲くらいかな。殆どmelonで用が済んじゃうから前のように曲聴くためにYouTube開くことも少なく。

後半の方でGOT7の告白ソングの広報が行われてJYPを恨みました。
いやいや、どれだけ金搾り取るつもりやねん!勿論貢ぐけど!でも告白ソングってネーミング…ぶつぶつ…

まあどれだけ文句言おうと呆れ果てようと、結局はお金を納めてしまうのがドルオタの救いようが無い所なのです。
ザイオンのアルバム買いたい…と思っていた加藤のまっちろで純粋な心は告白ソングに持っていかれました。

いや、正直に告白するとこの罪は告白ソングだけじゃないんや…告白ソングなだけにきちんと告白すると来月にも敵が現れてしもうて…

 

 

  • 12月


というわけで12月。
何がカムバしましたか?EXIDと…バンタン。

そうバンタンです!!
なんやねんRUNって。止められない止まらない、かっぱえびせん☺️みたいな曲出しやがって!


……むっちゃむちゃええ曲でした……


むちゃ良い曲に出会った加藤の行動パターンA

YouTubeでMV確認→MVもええやん!
②CD購入ページ(別名Amazon)を開く→金欠や…
③melonにて音源ダウンロード


まあスルスルとお金無くなりましたよ…
ドルオタにとってお金って紐みたいなもんちゃうんかな。
硬く結んだつもりでもちょっと引っ張るだけでパラパラと解けてまう…あかん、悲しくなってきた…


12月は音楽の話ではいいニュースがあまりありませんでした。
恒例のMAMA不正疑惑から始まり、ビッベン先輩の「なんでお前ら先に帰っとんねん(超意訳)」発言*1SHINeeとレッベルの有り得ない過密スケジュール…
MAMA始め歌謡大典、年末スペシャルと、カムバというより韓国音楽の1年を振り返る機会の多いこの月が目立った怪我無く無事に過ぎて良かったと思いました。

 

 


  • 韓国アイドル下半期総括


こうして振り返ってみると下半期はデビュー組が多かったような。
下半期に活動すると賞を取りやすい、と言った所も影響してるんでしょうが。

今年の大型新人と言ったら、セブチとTWICEかな…

iKONもYGど真ん中のグループでMAMAの新人賞を手にしたけど、人気も鑑みると長い下積み時代もペンとともに過ごしたセブチに軍配が上がってまう気がする。
曲も一般受けする曲やし。←重要
TWICEは様々な意味で話題になりやすいグループだから、今年デビューした女子ドルの中では最もインパクトあったと思う。いや…どうやろ、ヨチン*2人気も凄いな。

 

今年も私の子供達(GOT7とf(x))がよく頑張ってくれました!
GOT7はちょっと休んで欲しいけど。暫くなんもなくても写真見て我慢するで!
動画もわんさかあるし!(気持ち悪い)
ユギョムはこれ以上かっこよくならんといてや〜〜(割に真剣)


f(x)はこれからが頑張りどころ。今回の活動はも短かった上に一瞬でIUに1位を取られてしまったので、世に残したインパクトは少なかったかも。

ただし!これから始まるコンサートでニュースになり→f(x)旋風→カムバ→人気の方程式は母ちゃん見えてるからね!頑張るんやで!キムパ作ったるから!
取り合えずSMは早くf(x)のファンクラブ作ろう。なるべく早く作ろう。

 


と、いうわけで。

長かった挙げ句もう2016年に入って大分経つこの時期の振り返りは終わりました。
今年も楽しく、そして怪我無く(これが最も大事)ケーポを追いかけられたら良いなあ。
そしていつEXOは嫌な噂を聴くこと無く応援出来るのか…
いつf(x)のファンクラブが出来るのか…
せめてジェボムの公約「GOT7のMカトリプルクラウン」は実現させてあげたい。

 

…さて、次の記事でも書くかな(別名何個もある下書きの処理)

 

*1:のちにビッベン先輩は善意の発言だと判明しましたね。よかったよかった。

*2:여차친구。GFRIEND

2015年上半期の韓国歌謡界を振り返る

 

 

 


早いもので2015年は終わり、新しい年になって早幾日か。

早いですね〜ついこの間新年度かと思いきや…恐ろしい。
既にF1カー並みの速さで1年が通り過ぎていっているのですが、このまま行けば60になった頃には瞬きしていたら1年終わってたぜ事案が発生する気しかしない。世知辛い世の中やな。


そんな加藤は2015年も実にオタ活充した1年でしたが、皆さんは充実していましたか?
どうでしょうか?してましたよね?
(そしてそんなもん充実していない方が遥かに良いのは自明)

まあ加藤のここ2ヶ月は
「韓国アイドルで見る中韓の社会事情」とか
「f(x)の特異性」とか

「バンタン・セブチの快進撃の影に存在する近頃のペン心理」とか

様々な下書きを進めて…進めて………下書きのままで終わらせた2ヶ月とも言える、ええ。

 

そんな中途半端なまま年明けを迎えてしまったアイドルオタクの2015年を、需要の有る無しに関わらず(ここ大事赤線テスト必出)振り返りつつツッコミをかましていきたいと思います。

 

 

  • 1月

 

早速記憶がおぼろげ。
年には抗えないものですね。頑張れドルオタ…

仕方なく手帳を見ると17日の欄に「20:00~ EXO放送」とある。
恐らくWOWOWロスプラ放送日と思われる。(もちろん録画の上DVDに焼いた)

折角宇宙大スター(嫌味)が来日して下さった(嫌味)というのに参戦出来なかったロスプラだけど、中身はまだまだ成長段階と言った所でとってもとっても安心しました(褒めてる)。
ロスプラ感想はチマチマ書いているのでまた別の記事にしたい。リューションも終わってるのにまだロスプラを語りたいドルオタがここに。
そういやEXOが音楽番組に出演しないのに1位として音楽界を席巻したのもこの1月やったな。


それから忘れてはいけないSHINeeジョンヒョンのソロデビュー」
元々「Excuse me Miss」みたいなエロい曲(語弊)が大好物だったりして、ジョン先輩の音楽センスには間違いないと思ってこのアルバムは即買い。

結果写真も曲もアルバムデザインも文句無しーー!
ジョンヒョンの曲は言葉か繊細で若干中2っぽいけども、音の置き方や伴奏のアレンジがむちゃくちゃお洒落だから、アルバムを聴く前からそれなりにハードルを上げてました。

そしてそんなハードルなんて軽々超えていくジョン先輩…!
何やねんこの子死角無しか(なお身長)。

泣けるほど全てが良かったけど、加藤としては「一人芝居」がドツボでした。
ジョンの声と歌詞、曲調の調和が素晴らしい事!!
切なくなりたい時に、出来れば真っ暗な部屋で1人鬱々としながら聴いて欲しい。

それからCrazyじゃなくてdéjà-vuの方で1位量産したのも特筆すべきか。
ジョン音楽が世間に認められる大きな第一歩になった事は間違いない、そんな1月でした。

 

 

  • 2月

 

予定はたくさんあるくせにオタ活はお休みしていたらしい。追ってたのは我がエムボのソロ活くらい?と思われます。
一応4Minute、神話、ビクス、あとソシに似ていると話題になったGFriendもこの月にデビューしてた気がする(不安)。
エムボのソロ活と、個人的に活動曲が好きだった神話は毎回音楽番組を追っていましたがお金は動かず。

だたし月末に3万円強の振込予定…
私がオタ活以外に何にお金を、と記憶を辿って思い出した。
Soojung-A.com様の3rdPBの再販だった。
むちゃくちゃ可愛くて美人で地球の奇跡みたいなスジョンしかいないから、こりやマスターニム本当に貢ぐしかない。

PBの他、トレカ、スローガン、ポスターなどなど大量のオマケ込みでこのお値段!ジャパネット◯カタの社長もビックリ!
ていうか結局オタ活やん。

 

 

  • 3月

 

中旬(14,15日)にSHINeeドームコン、下旬に渡韓、京都旅行を控えた大変忙しい月と相成りました。

SHINeeドームコン…!これはじっくりと感想を書きたい(1年以上経っているのにも関わらず)ので割愛。
日本で初めて行われたアリーナコンを彷彿とさせる素晴らしさに涙しました、とだけ。


渡韓に関しては特に。coexがまだ出来てそう間もなかったので楽しかったです。
ただグループによってグッズに偏りが有りすぎるのと、グループが有ってもメンバーによって偏りが有りすぎるのだけはどうにかならんかね。
f(x)少なすぎだし、有ってもルナが結構残っているのは複雑な心境…(ドルオタは有っても無くても煩い)

かといって我が子を買い占めてSMにアピール出来るほど財力もないのでおとなしく写真だけ買って帰りました。

特記事項として、この渡韓の3日目にレッベルがカムバしたので、coexの大画面でMVを鑑賞出来たことを挙げておきます。
大画面モニターで見るジョイの可愛さったらもうね…筆舌には尽くし難い。
それからモニター最前線で見ていた高校生らしき3人の女の子の内1人がタイプだったから、アイドルだったら推すな〜と思って自分の体質が気持ち悪くなった話でもしておきましょうかね。

あ、あとこの月(?)にCUBEからデビューしたCLCのpepeはだいぶ好みやった。
ただしソロデビューしたミナとレッベルで1位を争っていたイメージ。

 

 

  • 4月

 

ミスエイ、EXOなど大手事務所が所属アーティストを投入!!
Miss Aの「他の男じゃなくて、あなた」は全員髪型もコンセプトの衣装も最高に好きで、加藤は可愛いに埋め尽くされてました。ジア堪んない。

そしてEXO。この月にカムバしたアイドルは可哀想に、EXOと被ってしまったら一溜まりもない。
そんな彼らの活動曲は「電話してよベイビー」(大嘘)。
個人的な思い出としては、これよりちょっと前に推しのレイさんの金髪が最高で最強だったってことです。

あと言いたいのはブラビ内ユニット・バスターズのお披露目。
これはめちゃめちゃ追った!目を皿にしてユグォンの一挙手一投足を網膜に焼き付けた。あぁ、自分の網膜を現像した上でダビングしたい…
曲も良いしピオの黒髪素敵すぎたし、スーツをきっちり着るビボムエロいし、うわ……
あかんバスターズには肩入れしすぎて真面目な事何も言えない。

 

 

  • 5月

 

相変わらず動画でのオタ活。

4月終わりにバンタンの「I NEED U」が公開されましたね。

凄い反響でそこからペンをズルズルと引きずり込んでいったイメージ。
曲は凄く好きだったけどシュガさんの「뭣 같아서」が「わかったぞう…っ」にしか聴こえなくて暫くの間凄く気になった。

あと個人的に男子ドルの半ズボンは好みではないため少しマイナス。レプモン先輩の半ズボンは良かった。(レプモン先輩には甘々なジミン推し加藤)
いやでも思わぬ当たり曲やったなー。
曲もコンセプトも彼らに似合ってて、バンタンはこれからこの曲を背負う宿命を負ったものの、時代問わず受け入れられそうな曲だから良かったね。

それから偉大すぎる大御所BIGBANGの怒濤の活動ラッシュの始まりの月。そしてSHINee初の自作曲での活動。
この2グループは安心の大手事務所産なだけあって安定感が半端じゃなかった。

SHINeeのViewはジョン先輩の作のくせして正直あまりピンと来なかったけど、SHINeeにはとてもよく似合っててeverybodyよりは成功って言えるんや無いかな。*1

 

 新人がデビューした月でもあったらしい(とマイ手帳)。

セブチとモンエク。セブチはプレディスの露出してる練習生として有名だったので流石というかなんというか。月並みなこと言うと人気ですね。あまりの人気にちょっとビックリした。加藤はスングァンが自分の好きになりそうなタイプ(歌がうまくて舞台で光る系アイドル)なのに、クプス先輩の顔面が好きです。可愛い。

それにしてもアッキンダは良かった〜新人らしからぬ舞台態度と爽やかで堂々としたお披露目に、なんと質の高い新人がデビューしたもんかと。
賞レースでiKONに負けるのは仕方ない。大手だもの。賞は新人賞だけじゃないさ!(GOT7に向かって)

 

  • 6月

 

6月は何を追ってたかな…
EXOの「LOVE ME RIGHT」は然程動画が上がってこなかった気がする。曲はキャッチーで良かったけどEXOらしさはそんな無い、アイドルアイドルした曲でしたね。なんとなく収録曲っぽかった。
でも練習動画の真っ黒ギョンス可愛かった。

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こう見ると嵐の大野さんとそこはかとない類似性が…ド=大野さん?

 

よく見ていたのはバンタンとAOA。

쩔어の間奏中にあるウェーブっぽい所と、ジョングクが「cause we fire~」って言っている箇所のジミンちゃんのダンスが途轍もなく好きでそこばかり見てた。(細かすぎて伝わりづらい萌えポイント)
ジミンちゃんはバンタンの中では加藤が1番好きなダンスをしてくれるので、MPDの個人カムは最高でした。
なにせ赤髪×丸眼鏡ジミンちゃん最強…ちょっと神経質で常に怪訝な顔付きのな新人社員…!

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『先輩、非効率的な仕事してるんですね』(ジミンちゃんなら許せる)

 

AOAはミナが可愛すぎた。黒髪で編み込みだったり三つ編みだったりして、ザ・女の子!な髪型がまさに少女漫画のヒロイン。
イントロそこそこにいきなりトップが来るあの曲は正直イマイチ好きになれなかったけど、それも含めてAOAの持ってる「少女漫画に出てきそう」な女の子像は作られているのかな…
また機会があれば女子ドルの加藤的区分も書きたいと思う。

 

 

 

 

 

 

  • 韓国アイドル上半期総括

 こうやって見ると、暫く見なかった面々がカムバしたり、ベテランドルのソロ活がますます活発になったイメージ。

去年はセウォル号事件も有ったから、もしかしたらこの中のいくつかは去年からずれ込んだだけかもしれないか。


ちなみに個人的にMVPをあげたいのはジョンヒョンですかね。バスターズにあげたいけど。
自分で作詞作曲してそれが世に認められて…の一連の流れが、流れに乗ってというよりも至極当然のように浸透していった気がする。本当はバスターズにあげたいけど。
ジョンヒョンの曲ってジードラゴンやブラビのジコのようにヒップホップじゃない分、凄く落ち着いてて今までジョンヒョンの聴いてきた曲が見えるよう。
新しいというよりは軽妙洒脱で、それがジョンヒョンの声ともマッチしています。
例えばジヨン・ジコがカニエ・ウェストならジョンヒョンはジャスティン・ティンバーレイク。marron5のsugarを歌ってる動画どっかで見たけど超似合ってた。
伊達男がとっても似合うから、この路線でたくさんの曲を作って欲しいと思う今日この頃。


それから相変わらずEXOは強かった。
1位量産、コンサートは軒並み売れていく、入れ替わりの激しいKポ界の中でEXOの時代が続いているのは本当に凄い事だと思います。
先輩のSHINeeもモノともせず、BIGBANGとも肩を並べて向かう所敵無し。
すごいなあ…EXOがどこまで高みへと上り詰めるのか、その先にはどんな景色が待ち受けているのか、加藤としても将来が楽しみで仕方ありません。

 

最後に個人的な話をすると、オタ活し過ぎ。

皆さんこんな風にならないように。

 

次回は下半期をゆるっと振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:グループと楽曲が似合ってるか否か。それは楽曲及びグループ、今後の人気までも左右する重要な基準だと加藤は思っています。

武器を捨てた青年の転身 〜GOT7 니가 하면(If You Do…)考察〜

 

 

 

最高の舞台とはどのような舞台なんだろう。
たまに考える事があります。
好みもあるでしょうが、韓国歌謡界にハマった人ならば舞台に対して『一定の完成度』を求めて好きになったんじゃないでしょうか。勝手にそう解釈しているのですがどうでしょう*1

ビジュアルから入るにせよスタイルから入るにせよ、初期段階でチェックするのは恐らく舞台動画だと思われます。

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何を隠そう加藤はSHINeeのリンディンドンが決定的な一打であった…あの素晴らしい舞台…


つまり逆に言えば舞台動画でつま弾きにしたグループも存在するはず。
そういうワケもあり、新人がデビューすると加藤的には『舞台の完成度』に注目しています。MVよりまずそちらをチェック。
MVの出来や楽曲の善し悪しは、良くも悪くも事務所のお仕着せですからね。

そう、『舞台の完成度』が今後の人気を左右していると言っても過言では無いのである!

 

何が言いたいのか。
結論から言うと、読者の皆さんは未だ本物の舞台というものを見つけていないかもしれない。
この場合「何を本物の舞台と言うのか」という議論で3日は語り尽くせそうですが、ここで私が言っている「本物の舞台」というのは「自分好みの舞台構成」と取り敢えず言い換えて下さい。

その点で非常にイチオシグループとして推薦したいのがGOT7(以下がっせ)

2014年にJYPの最強新人として送り出された7人組ボーイズグループです。
マーシャルトリッキングアーツなるものを取り入れたダンスをしているというのは多分殆どの方が知っているはず。調べれば一瞬で出ますので簡単にだけ言うと、舞台を縦横無尽に飛び回る青年達、と思っておけばほぼ間違いないでしょう。

この記事の動機を凄く端的に言うと、がっせが自分好みのドンピシャな舞台だと言いたいわけではなく、
今年二度目のがっせカムバの為に認知度を上げたい。ていうかそろそろ1取らせてあげたい(もう新人の域は超えてもうたで…)。それだけでこの記事書いてます。
なのでメンバー個人個人の説明、紹介など諸々は他の素晴らしいブログ様にお任せして、
がっせ新曲「니가 하면」にフューチャーして、メンバーのビジュアルを讃えつつ(ここ大事)MV考察、楽曲考察を行っていきたいと思います。

 

 

 


題して!

〜니가 라면 feat.加藤〜

 

 

www.youtube.com

 止めないで見てね!最後まで見てね!

 

 

 

 

MV編

 


まずはメンバーの役柄から

・まるで幽霊屋敷に住む一人主のようなマーク
・バーに繰り出しに(知らんけど)夜の街を歩くJB
・(明らかに動き辛い)かっちりした服でサンドバッグを叩くジャクソン
・美術室なのに(何故か)野球ボールで壁当てをする(優等生なんだかそうじゃないんだかよく分からない)Jr.
・ひたすら壁を赤い塗料で汚すヨンジェ
・バットを持ちながら(何故か)屋外にあるソファーに寝転ぶベムベム
・彼女の部屋と思われる1704室のドアを(目立ちすぎるミントカラーの背広で)ぶん殴るユギョム

うーん、どれも変人奇人ぞろいですが、敢えて最も奇人を選ぶとすればベム氏が1番かな…バットを持って寝転ぶ自体が可笑しいのにソファーがなぜか屋外…今時フリーマーケットでもそんな光景無い

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ソファーに横たわるベム氏

 

まあ揃いも揃ってあり得ないほどの奇人っぷり。

あの爽やかながっせは何処へ…と捜索願を出されても可笑しくないレベルの生まれ変わりっぷりですね。
だからこそのタイトル・MAD(気の狂った)なのかそうか、と取り敢えず納得(正解かどうかは知らない)。
GirlsGirlsGirls(以下GGG)もAも하지하지마(以下ハジハジマ)も딱 좋아(以下タッチョア)も、
歌詞、楽曲、ダンス、衣装、どれを取ってもあの年代にしか作り上げられない結晶みたいな爽やかさを持っていたのに、今回の曲では前面にダークっぽさを打ち出してきたあたり、JYPの本気を感じます。


一貫してメンバーは
MV前半→表情演技
MV後半→破壊行動

という実に分かりやすくバイオレンスな作りになっております。
韓国のミュージックビデオといえば、代名詞のようにバットで殴る*2椅子で殴る*3、最早自らの拳で殴る*4、と言ったように破壊行動が多く見られる韓国音楽界。
ありきたりと言えばありきたり*5のMV展開ですが、がっせの場合この時期のこのタイミングで出してきたということに意味があると思います。

元々がっせの持っていたイメージは、元々デビューしていたJJProjectを踏襲し、それをアップデートした「やんちゃ系年下アイドル」
スマートにソツなく舞台の一部として活動するアイドル(ここでは「偶像型アイドル」*6とする)と言うよりは、舞台はあくまで舞台で主体は自分というような「自由型アイドル」*7に近い存在でした(個人的な見解ではがっせは「自由型アイドル」の中でも限りなく「偶像型アイドル」に近い)。
GGGやAは自分が恋愛に対して優位にいて、相手の女性をやや揶揄うような「오빠(オッパ)ソング」
ハジハジマやタッチョアはどちらかと言うと年下目線の「남동생(弟)ソング」

 

この2つのカテゴリー、かけ離れているようでその実どちらも「やんちゃ系年下アイドル」点では殆ど変わりないです*8
オマケにタッチョアで「可愛らしさ」を全面に出してきた後にこの曲を出す。
その上殆ど完全に「やんちゃ気質」を消していた。
この「やんちゃ気質」が、がっせの持つ爽やかな年下像を作っていたと言えるので、
逆に言えば「やんちゃ気質」が無くなったことにより「自由型アイドル」から「偶像型アイドル」へと華麗な転身を遂げたわけです。

がっせは元々の自分のイメージを超えてきたと言えるでしょう。

ユギョムとベムベムですら、未成年だと言われないと分からない(私は既に知っているので何とも言えないけども、もし初めて知ったという方がおられたら是非お聞きしたい)。
凄いよがっせ…!涙

 

 

楽曲編


楽曲は一度聴いてあまり好きではない曲だったのですが、音の配列はとても綺麗で、まあ流石のJYPクオリティーと言わざるを得ないです。
正直サビにかけての盛り上がりも充分だと言えないしイントロで盛り上げた割に静かな始まりだし、普通っぽくて普通じゃないこの曲。

加藤としては「次はこう来るかな…」という脳内で作り上げた音程をことごとくへし折られて、少し困惑するというのが本音ですが、それがリピート効果を催してる気もする…(JYP凄い…)。

でも歌詞はとってもいいと思う。冒頭のジュニオパートも気持ちいいし、ラップのバックグラウンドが静かなのも◎。
若干女の子に振り回されすぎでややSMっぽいけど、EXOの曲はことごとく売れているからこういう歌詞が流行るんでしょう。
個人的にはがっせにはもっと闇からの使者みたいな曲がいいと思っていたので*9丁度いいかなと。タッチョア!👌


 

 

パフォーマンス編

 


最後にダンスについて。
これは文句付けようのない素晴らしさ。
飛んだり跳ねたりが減って「がっせらしさ」が少なくなったとしても、他のアイドルグループと差別化出来る高難度なダンス。しかもお洒落。
そして大手事務所なだけあって皆表情の作り込みが上手い!
韓国アイドルは総じて表情を魅せる演技はとても上手だと思うけど、車をひたすら破壊するベムベムとスプレー缶を投げ捨てるヨンジェの瞳の空虚さが100点!!あの焦点が合ってなさそうな瞳100点!(アイドルとしてどうなんや)

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やるせない気持ちのまま汚すヨンジェ〜

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空虚な瞳のままサイドミラーを破壊するベム〜

しっちょんまんじょめしっちょーー!(10点満点中10点/by 2PM)


ヨンジェは顔の演技させたらピカイチですね。ああいうのは監督の要求を自分の中に取り込んだ上で如何に自分の世界に入り込めるかということが大事だと思うので、ヨンジェは本当にマイペースな人なんだと思います。彼の可能性怖い…
またもヨンジェを褒めるようで謎の申し訳なさに駆られるのですが(ちなみに加藤はユギョム推し)、ヨンジェ本当にダンス上手くなった。
加藤はイムゼボムさんみたいにヨンジェに盲目ではないので「ユギョムより上手い!」とは言わないけど、真に努力家だなあと心底頭が下がる思いです。
最初は人から教えられたことを自分の中に取り込むのが上手に出来る器用な人だと思っていたけど、このレベルまで来ると最早器用とか素質とかでは語れない。きっと睡眠を削って努力したんでしょう。寝てなくても平気そうな目もしてるし(失礼)。

 

個人的には倒れ込むジャクソンが好き(キャプは無し)

 

 

 

総括

 

 

とこんな風に、
衣装良し、ダンス良し、楽曲(まあ)良し、ビジュアル最高とくれば一位も目前です。のはずです。
(加藤はとにかくハジハジマで何で一位取れなかったのかあまり理解出来ない)

今までのMVは皆で行動する場面が多々見受けられたのに今回のMVはそれが全く見られないあたりが、
またがっせの新しい船出を暗示するようで楽しいですよね?もう一回見たくなりますよね?はい上に行ってもう一回見てみよう!1位貢献してみよう!
集団行動をすることによって図らずも「男子高校生の仲良しグループ感」が滲み出ていたのに、そんながっせも今回の活動では見られないのね…Aのようなわちゃわちゃ感もタッチョアのような可愛らしさも見られないのね…くどくど
男性アイドルのセクシー化は大歓迎な加藤だけど、やはりある種の寂しさは免れない。親鳥の元を離れてしまう小鳥を見ているようだよ…って違うか。

 


長い間韓国アイドル界を見てきても、良い舞台というのは分からない。
けれども青年達がこうして1つ1つの舞台に全力を尽くしている場面はいつ見ても素晴らしいと思う。どうかこのまま初心を忘れずに。
がっせが皆さんの舞台コレクションの1つに組み込み込まれる事を願って、最後に可愛すぎる推しの写真を貼って(cr:200%様)終わりにしましょう。

 

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可愛すぎやろ…!

 

*1:韓国アイドルにあって日本アイドルに無いもの。これは面白い議題だと思います。また逆も然り。

*2:ボーイズグループは探せばわさわさ出てくるけど、ガールズは2NE1のI AM THE BESTしか思い浮かばず。ガールズであれば教えて欲しいです。

*3:ボーイズグループで探せばすぐに見つかる。と思う。

*4:ボーイズグループは多いのでガールズに限って言うと、あの清純の代表の少女時代ですら結構ビンタしてる。

*5:何故破壊行動が多く見られるか?
様々な理由が考えられると思うが、加藤的には「手っ取り早い方法強さのアピール」「アメリカ文化への強い憧憬」の2点が8割を占めると考えている。これは大変興味深い議題だと思います。

*6:このカテゴリーにはSM所属アイドルが名を連ねるかと。EXO、SHINeeは典型的「偶像型アイドル」

*7:決められたダンスを完璧にこなすというよりむしろ、自分達こそが舞台。自分達こそが作品という舞台を作り上げるアイドルグループ。例えばbig bang、block.b、防弾少年団など。その中でもバンタンはbig bangに近いし、ブラビはかなり偶像型からはかけ離れていると思う

*8:曲調・コンセプトによってアイドルのイメージはそう簡単には変わらないという事の表れかと。SHINeeのRingDingDongが分かりやすい例。年端も行かぬ少年がそういうコンセプトが身に馴染まないのか、それとも滲み出る新鮮さが勝るのか。

*9:がっせほど笑顔の似合うグループは少ないと思うので、練習動画も同時に流しギャップで世の女性達の心を掴み取ろうという魂胆。実際加藤ががっせにハマったのは練習動画である。

SM的最高傑作

 

 

この記事はあり得ないくらい長ったらしいです。おまけに重い。

無実の罪で刑務所に入ったときか、お母さんにガミガミ叱られてるような暇な時に読んで下さい。

 

****

 

 

 

 
それは『完全に作り込まれた人間』をこの世に送り出す最強の芸能事務所。
 
YG、JYP、CUBE、LOEN、DSPなどなど、たくさんの芸能事務所が韓国には存在しますが、
その中で三大事務所の一角を成し、事務所推しファンが多いと言われているのが
 
 
 
 

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渡韓したときの写真。意外に寂れてる。(ちなみにここのすぐ近くにCUBEもJYPも、何故かあと中学校もあった)
 
 
 
 
他事務所を完全に圧倒する「キャラクターの作り込まれた感」と「ビジュアルの美しさ」、「優れた広報活動」には定評があります。
 
 
あまりに有名な事務所すぎるため基本的知識はご存知だと思うので、SM云々の話は手短に済ませよう。
 
SM所属アイドルはほぼ100%の確率でスターダムにのし上がれる代わりに、ビジュアル命で他事務所よりも顔を重視している事務所でもあります。
2010年のグローバルオーディション*1を皮切りに、日本には日本支社も置いてマンスリーオーディションを始めたため、日本ではかなり有名な事務所だと思います。
 
 
そんな有名アイドルばかりが所属している事務所ですが、自慢なのはビジュアルばかりじゃない。
楽曲もとことん考えられています。ていうか事務所のお仕着せ感半端ない。
その選曲方法の段階の多さと言ったら、素晴らしく手のかかっているのが丸わかりです(若干くどいレベル)。
 
折角なので、この素敵すぎる土壌に横たわらない道理が無い。と、いうことで、
 
加藤が個人的に選出した曲で「SMの楽曲ベスト10」
ならびに楽曲に対してのチャチャを入れていきたいと思います。
 
 
…とは言え、数多くの有名アイドルが所属するSMエンターテイメント
楽曲なんて星の数ほど存在しています。オモナ〜(BGM:GirlsGirlsGirls/GOT7)
 
アルバム1つ1つ穿り返して、突っつき回して良曲を掘り出すのも(加藤的には)とってもとっても楽しい作業なのですが、読む方はたまったもんじゃないでしょうと寸での所で思いとどまったので、
活動曲(平たく言うとMVが存在する曲)のみ選出するという制約を設けたいと思います。
 
 
 
選考基準
①リズム、歌詞、音程の中毒性(加藤的良曲とは、脳内に残る『つかみ』がある曲だと思っているので)
②MVの質
③グループとマッチしているか(コンセプトだけが浮いていないか)
 
 
 
 
1、NU ABO/f(x)
 
 

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まずはf(x)のNU ABOをリストイン。
LA chA TAでデビューしChu~♡で活動、そして初のミニアルバムをリリースした時の活動曲。
ただ奇抜なだけだったf(x)が世に「f(x)スタイル」を知らしめた初めての曲です。
 
結局この楽曲は失敗だとSMが捉えたのか、この『洗練されたダークでアクの強い少女』像はこれでおしまい。
次のピノキオやホッサマの『ポップで奇抜な少女』像へと、
当初のコンセプトをややグレードアップした形のグループと変わっていきます*2
もったいないな〜〜〜、このコンセプト、とってもf(x)に似合ってると思うんだけれども。
下品じゃないしセクシーでも無いのに、何故か大人っぽい。(当時過半数が十代だったけども)
皆のハチャメチャな髪色と髪型もとっても『f(x)らしい』し、歌詞の内容、ガールズグループらしからぬ音楽、どれをとっても良かったのに…(と、永遠ループになるのでここで終わり)
 
 
2、Sorry,Sorry/Super Junior
 
 
お次は皆のお兄さん・スジュ先輩の代表曲。
これはスーパージュニアに全く興味ない人でも恐らく一度は耳にした事があるんじゃないだろうか。
SMの後輩ドルがカバーする定番なのはよく分かるけど(大体新人の頃、この曲でSM男子ドルはイントロを踊ったりする)、この間なんてセブチが踊ってたのには全加藤が震えました。
だってセブチ!セブチが!?何にも関係無いのに!
いつかがっせが踊ってくれないかな〜ヒップホップだけじゃなくてあまり見ない「スーツがっせ」見たい
 
この曲の凄い点は一貫してサビのリズム(タンタンタンタラの所)がバックで流れているところ*3。よく聞くと殆ど途切れることなく常に流れてるし、サブリミナル効果でも狙ったのかと疑わざるを得ない。良曲。
その前のtwinsやdon’t donとは全く別のスーパージュニアとなったけど、これはそうなって正解だと(加藤的には)思う。
いやああいうロック要素のある曲も勿論良いのだけれども、SMっぽくないからかやはりロックは自然じゃない。正直に言って似合ってなかった。
他の事務所には無いSMの最大の強みは「洗練されている感」だと思ってるから、いつかSMなりの「ロック」をやってくれる事を祈っております。*4
 
 
 
3、”O"-正・反・合/東方神起
 
埋め込みにすると怖い… 
 
東方神起大先輩のO!!お〜〜、お〜お〜お〜お〜
日本語バージョンも出ていますが、圧倒的に韓国語の方が良いです。ちなみにカラオケは日本語バージョンの方がいいです(ラップが大変だから)。
この曲はライサンやパープルラインと合わせて「哲学3部作」等と呼ばれているそうですが、もろに哲学を表に出してきているのはこの曲だけ。ちなみに正反合とはヘーゲル弁証法の事です。それ以上の事を知りたければグーグル先生に存分に頼って下さい。調べるのは4Gなら一分も掛からないはず。
まあ私3Gだよう、とか悲しい人の為にすっごくざっくり言うと、「正と反という対立した考え方が存在していて、お互いを高め合って生まれる第3の意見が合」ということです。クレームは受け付けません、ざっくりって言ったでしょ。間違っても倫理の試験で書かないでね。どんな先生も点数くれないと思うから。この手の説明は図解が1番なんですけどね。
詳しく書きたい所ですが他にも曲があるので割愛します。
 
話を戻してこの曲、何が良いかって言うと、SMが最も得意とする曲の最たるものだと思うからです。
SMP*5の典型だし、なにせチャンミンジュンスの強い声がよくマッチする事!
このグループは本当にSMにしか作れないし、今後SMも『東方神起っぽいグループ』は作れても『東方神起』は作れないと思う。ジュンスの声はSM好みど真ん中だっただけに脱退が悔やまれるな…(ちなみに加藤の好みはユチョンです。え?訊いてない?)
このグループのこの時にこの曲が選ばれたという奇跡。これは事実として素晴らしい事だと加藤は思います。
 
それから歌詞も良い。
一見すると哲学的な題名にふさわしい哲学的な歌詞なんだけれども、なんとなーく大韓民国朝鮮民主主義人民共和国の関係のようにも見える。
この場合の韓国は「正」で北朝鮮は「反」。
韓国の最終目標は勿論「北朝鮮を併合すること」でしょうから、それを踏まえて歌詞を良く吟味するとまた面白いです。
 
 
 
4、Why?(Keep Your Head Down)/東方神起
 
 

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意図せず東方神起が連続してしまいましたけど、やはりOの次にはWhyを置きたい。贔屓とかではないです。多分。
SMPとは少しズレたジャンルだけど、あの時の2人にしか出来ないパフォーマンスと歌、表情。どれをとっても誰にも出来ないパフォーマンス。またMVがかっこええんや。
ついでにシム様とチョンユノの天才的なビジュアルが爆発している動画も載せときます(美しすぎて泣けるとはこのこと)。
 

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このシム様のデコルテラインのお美しい事〜チョンユノの凛々しい事〜

 
 
当時歌詞についてJYJの事を言ってるんじゃないかとの批判を受けましたが、これ言ってますよね?
公式だと全然関係無いって言ったそうですが、これ絶対JYJのこと言ってますよね?
別にJYJの事を言ってるからどうだとか、良いとか悪いとか、そう言う事が言いたいんじゃなくて、
こんなに明らかに紛らわしい歌詞を2人に与えておきながら否定するのかね?という純粋な疑問です。
SMってこういう所がいっつも不可解だなあと、加藤は思って止まないです。
 
 
 
5、Gee/少女時代
 
 
ちぐむーーーん、そにょしで!
我らの女神の代表曲は真ん中の五番目に設定。
もはや少女時代だけでなく「SMの代表曲」なので、よく新人女性ドル、はたまた男性新人ドルが歌っているのを見ます。
耳に残る小気味よいリズムと、(ユリ曰く「玉を転がすような」)女の子らしい可愛い声。かなりの目の保養です。
それにあの衣装。半袖ショーパンという素っ気ないほどシンプルな衣装は、何となく体操服を思い起こさせるものだし、そりゃあ正義だわ。
眩しい白、すらりと伸びた手足、やや薄いメイク、ややはにかんだ笑顔。そこに体操服を想起させる超シンプルな衣装………
可愛い子の体操服に敵うものなんて指で数えられる程度にしか思い浮かばぬ。
 
少女時代らしい大衆性を意識した、色気なんかとはほど遠いこのパフォーマンスは、本当に彼女達によく似合ってると思う。
なんて言うか、無理してます感が無い。素直で若干田舎っぽい。野暮ったさは無いけど、SMっぽい「強くて自立した」女性像がそこには見えなくて、仲のいい女の子グループが出演した後夜祭のように見える。
これは批判しているわけではありません。彼女達の能力よりも遥かに下回っている(ように見える)振り付けや楽曲を披露しているのが、ポジティブな印象をこちらが受けるということ。これは本当に凄い所だし、それ故にSMはプロデュースの大手なんだと思う。
もう少し簡単にしてしまうと幼稚に見られてしまうし、そうじゃないとテンプレート通りのガールズグループになってしまう。ここのさじ加減、やはり「安心のSM産」ですね。
 
 
 
6、唸る(Growl)/EXO
 
 
これだけ世の中にEXOのファンが激増した今、このブログを読んで下さる方のどれくらいがEXOファンなんでしょうか…
考えると考えるだけ鬱になりそうな疑問ですがこの曲は本気で名曲です。少なくともEXOの存在を認識していてMVも毎回YouTubeにアップ後すぐにチェックしていたにも関わらず、毛ほどもEXOそれ自体に興味を抱かせなかった加藤を、メンバーの名前を覚えるさせるまでさせた曲ですから(あの伝説の100日プロモを1つ1つ追ってて、What Is Love、HistoryからのMAMAが出たときは時代遅れだと仰天した)。
 
話は脇に逸れましたが、この曲も所謂「加藤的中毒ソング」です。Sorry,Sorryと同じように冒頭のリズムが最後まで貫かれている曲。このリズムだけで何となくワクワクします。なのに地味なトーンで曲が始まるので、ワクワク感のまま「せくしー!」「そーでんじゃらす!」とファンの子達と一緒にかけ声を叫びたくなる*6
 
それから衣装も良い。衣装の重要性については前記参照。
制服ってある程度の女の子にとっては魔法みたいなものなんですよ。
クラスメイト、先輩、お兄ちゃん、弟。
制服は青春の1ページを何枚か切り抜いたら必ず入っているものだし、アイドルをより身近な存在として認識出来る。妄想もしやすい(逆にある程度年齢がいくと、同じ論理で今度は制服よりもスーツの方が惹かれるようになると思わるる)。
MVもお洒落だった。加藤的にはワンテイクの方がもっと好きです*7
色味を抑えた暗いMVですが、それが更にお洒落感を高めている。EXOの洗練ダークな魅力が遺憾なく発揮されていて素晴らしく良かった。
カイの表情が取り憑かれたような色気を放出しているため、薄暗いくらいの方がエロくていいです
 
正直歌詞はSMにしては分かりやすく(言い方を変えれば王道アイドルソング)、母国語で嫌でも内容を認識してしまう韓国のファン達はどう思っただろう…
 
 
 
7、I Got A Boy/少女時代
 
 
 
初めて聴いた時、こんな取っ付き辛い曲ってあるだろうかと驚愕した加藤です。オマケに可愛くて時にセクシーな少女達が強烈なストリートルック。
加藤はお正月は田舎で過ごすのですが、雪ばかり見慣れていた目にこのカラフルな世界観は凄かった…ていうか目がチカチカした。
ティーザーから強烈さは充分すぎるくらい伝わっていましたが、SMは想像の真逆を飛び越えてきたので、驚きのあまり友達にiMessage(iPhoneのLINEみたいなもの。当時私はLINEをしてなかったので)を送りまくったのを凄くよく覚えてる。
それくらい強烈でした。
 
なんて解釈すれば良いか分からない、というのが当時の感想。わけ分からないというのが1番本心に近い感想かも。正直耳馴染みは悪いし、ソヒョンの謎の靴下が加藤には受け入れられず…
 

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全ソヒョンペンはこれをどう受け入れたのか…(絶対いらなかったと今でも本気で思う)
 
しかもストリートルックだからついつい2NE1とか本場YG勢とも比べちゃって、余計になかなか好きになれませんでした。なんか『これ違うな感』しか抱けなかったというか。
 
でも何故か何度も聴いてしまう。好きじゃない(そもそも加藤が好きなジャンルはR&Bかダーク系ヒップホップなのも災いしてるかもしれませんが)のに何故かMVを見てしまう。
そうこうしているうちに漸く「SM流ヒップホップ」なんだと(半ば無理矢理)納得しました。
ただ受け入れたら解釈したくなるのが世の理。加藤もご多分に漏れずその1人でした。ボーッと聴いていると表面だけしか聴いてなかったけど、真剣に聴くと意外と凄い曲だと(ようやく本気で)納得。
 
ラップから始まる本当該曲。SMでは珍しい作り。正直ラップの出来が荒い…が、リズムや韻はSMらしく聴き馴染み良い。どことなくホッとする。
ラップ→スローテンポ→ハイテンポと前半戦は徐々に軽い音楽になっていく転調も面白いと思います。違う曲を組み合わせた(と何かの記事で読んだ)らしいので、これはなかなか骨の折れる作業だったかと。
少女時代にはテティソという素晴らしいボーカルがいますが、隠れてこの曲で良い仕事しているのはサニーでしょう。
山場できっちりと入るあの特徴的な声、ぶっとんだ髪色。声量良し、音程もあまり外さない、今までサニーを起用してこなかったのはSMにとって損失だったなあ。勿論テティソは今後も重要なボーカルに違いないけど、ソニをどう扱うかでまた少女時代の振れ幅も違ってくる気がします。
うむ、サニーに期待!
 
 
 
8、MAMA/EXO
 
 
 
 
皆大好きEXOの出番だよ!
 
けあれす、けあれす、しゅーてんあのにもす、あんのにもす…
なんだか謎に宗教っぽいイントロと黒いフードで一瞬にして見る人をビビらせるそんな曲、MAMA。
かの有名なKKK*8を彷彿とさせるフードは見るものを恐怖へと陥れます。もし当時加藤が小学生だったら、確実にちびってたと思う。え?知らないって?
 
この曲、ウルロンの時に散々批判しておきながら(上記参照)ここに入れるとは、エクセルさんに怒られそうですね。でも入れたいからいれてやる。
MAMAが個人的に好きな曲かっていう話は一旦置いておいて、MAMAの何が凄いと感じたかについてお話ししたいと思います。
 
まずこの曲を何故時代遅れだと感じたか。
MAMAは初期の東方神起の楽曲ととても似ています。テンポがややゆったりとした東方神起とでも言うのでしょうか。
とにかくSMPを忠実に再現してる。重々しいサウンド、哲学的で難解な歌詞、シャウトパートが多いし正直煩いくらい。端的に言うと、お洒落じゃないんですね。
で、時代遅れだと思ったわけです。まあEXOの前にSHINeeやf(x)を排出していたから余計にそう感じたのかも。
ベッキョンの声はジュンスに似ていると思うし、ディオの滑らかな声質はジェジュンに似てるとも言える。(その点Mはかなり伸びしろがあるように感じたけども。)
もう東方神起再来やないかとね。
だからこれは正直EXOが可哀想だと思いました。
ああ、SMはやっぱり五人の東方神起に未練を持ってたんやな、作りたかったんやな。
そう早とちりしてしまったんです。早とちりだったから良かったですけど。
舞台見たら東方神起じゃなかったです。テンポがやや遅いと感じた時にすぐに気付けば良かったんですけど、まず見せ方が東方神起と違う。
東方神起よりもやや遠い存在のように感じる。
多分あの少し中二病っぽい設定が鮮やかにメンバーの中に根付いてるんです。何となく意識しちゃう。MVがそうさせているのか分からないけど、本当に能力者のように見えてくる。
これって他のアイドルと差別化を図るにはかなり有効な手段だと身を以て知りました…設定馬鹿にしてごめんね。
 
あと人数。多ければ良いってもんじゃないけど、EXOには大人数があってたと思う。
能力者設定のせいなのか、それとも本当にバランスの取れたグループなのかよく分からないけど、誰一人欠けてはいけない一種緊張感みたいなのが凄く良く伝わってきた。
初めてMAMAで全員が舞台に立っているのを見た時、EXOは東方神起の再来なんかじゃないなと漸く理解出来ました。
 
…だからこそ、現EXOが勿体無いんだよう…
 
 
 
 
9、ピノキオ(Danger)
 
 
最後2曲残してこの曲、びのきょー!
国内にf(x)の名を轟かせた曲であり、f(x)的という言葉を流布させた曲であり、初めて彼女達が1位を取った曲でもあります。1位取った番組、ルナが「ちょんまる いるぱん…?(本当に1位…?)」と言っている所を何度見ても泣いてしまう加藤です。
 
この曲を入れたのは個人的に好きとかそんなふざけた理由じゃなくて(いや、それもちょっと…大分あるかもだけど)、とにかくこの曲は新しいSMを作った曲でもあるから。素晴らしいんですのよ。
 
この曲は所謂裏拍(正当な4拍子じゃなくて4拍子の裏を取った拍)と取っているという、若干奇をてらったようなリズムが印象的なホラーソング。歌詞も少女時代みたいにフワフワキラン!とした女子ドルっぽい内容ではなく、彼氏をバラバラにして組み立て直すという若干怖い内容。
しかも恐ろしいくらいに、そのコンセプトがf(x)に似合ってた。
 
ルナのパワフルなボーカルは、自分の見せ場じゃない所ではやや声色を変えて(だみ声っぽくなっている)並ではない才能を感じさせるし、
クリスタルの冷徹な美しさは存在だけでドラマを感じる。
ソルリやビクトリアの無邪気な笑顔は、少女の無自覚な残忍性をひしひしと受け取れるし、
アンバーの切り込み隊長みたいに勢いのあるラップはこの曲に強いスパイスを加えてます。
何が1番驚いたって、f(x)の顔面偏差値の高さと、ボーカルの声質の良さと、ダンスが綺麗に揃う所です。ごちゃごちゃしてなくて、まるでメンバーの間に冷風でも拭いているかのような清涼感さえ見える。
女子ドル特有の仲良しこよし感や馴れ合い感なんて微塵も感じないし、とっても稀有なグループです。
失礼を承知で言えば、メンバーの関係と言うよりビジネスパートナーの関係に近く感じるのは、今後も凄く武器になっていくでしょう。(それだけにソルリがいなくなったのは痛手だけど…)
 
これはSMの代表曲トップ3には確実に入る良曲です。
 
 
10、お姉さんはとても綺麗(Replay)/SHINee
 
さあさあラスト1曲!!この曲です!!
 
 

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何故か日本語版の方が再生回数が多いのは、ビジュアルと衣装のせい?
まあ歌詞も良かったしな…
 
 
SMが作ってきた音楽の中で一番を挙げろと言われたら、加藤はまず間違いなくこの曲を選びます。それくらい加藤的評価が高い楽曲。
お洒落なR&Bサウンドに質の高いハーモニー、個々のボーカル能力。
オニュの太くて綺麗な主旋律とジョンヒョンの強くて繊細なバックコーラス、ミノの低音ラップ(彼はいい声してると声を大にして言いたい)、キーの癖の強い声は平坦なだけの曲になるかもしれないこの曲のいいアクセントになってるし、テミンの弟然としたビジュアルは完全にこの曲の主人公にふさわしい。
まさにSMのSMによるシャイニーの為だけに作られたSM最高の楽曲!
 
正統派R&Bを地でいってるのにも関わらず、メンバーのボーカル能力、ダンススキルが高い故にアメリカにも負けず劣らずのとってもいいMVだといえるでしょう。(メンバーのスタイリングやビジュアル面が弱いとしても…)
 
 
まずイントロの「んったーんったーたんたんたん」がいい。それだけでお洒落な曲だと納得してもらえるリズムの良さ。
それから冒頭パートを担当するジョンヒョン。このジョンヒョンの声がまた良い。この割れそうに強くて弱々しい声。パワーボーカルなのに技巧派だとここで認識出来ます。それにしても恵まれた声質。ジャスティン・ティンバーレイクとか歌って欲しい。
オニュの優しく包み込むような声質も凄くグループに合ってる。他の人を邪魔しない優秀なバックコーラスなのにも関わらず、はっきりとオニュだと認識出来る存在感ある綺麗な声。1人でも役不足では全く無いのに邪魔にならない程度に存在感を消す事も出来る。こちらも稀有なボーカルです。
 
どう考えてもこの曲はこの2人の声を中心に考えて、その上で弟3人のビジュアルを見て出来たとしか思えない…そんなフィット感がまた、この曲を名曲にしているんでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
はぁ〜〜〜〜長かった………
加藤はともすれば楽な道を行こうとするあり得ないレベルの怠け者なので、かなり辛かったです…
そして恐らく加藤以上に辛かったであろうと深く身に沁み入る読者様…こんな長くて申し訳ない。でも苦情は受け付けないです(冒頭に書いたもんね)。
 
SMが好きな皆さんも、たまには他の人間の意見を踏まえながら聴き直すのも悪くないでしょう?
この10曲を超えるような素晴らしい楽曲が今後もたくさん生まれるといいですね。SMはハズレが少ないから本当に漁り甲斐があります。
 
 
 
ではでは、10月のf(x)カムバとGOT7のカムバに精神を養っておかねば…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

*1:その名の通り韓国以外の海外で行われるオーディション。日本では翌年の2011年にも開催されたが、それ以降は開催されていない。ちなみに2010年のグローバルオーディションにてSMルーキーズのユータは選出されたらしい。加藤も好奇心から2010年のオーディション会場とマンスリーオーディションの会場には行ってみたという恐ろしい武勇伝も持っている。会場の様子など興味ある少年少女は多いと思うから、いつか記事にしたいです。

*2:ある意味でred lightがこちらのカテゴリーに属するかもしれないが、加藤はこの2曲を別のカテゴリーとして捉えている

*3:韓国音楽にありがちと言えど、ここまで徹底しているのはあまり見当たらない。それに殆どが曲のメロディーやサビの所の切り替えで消したりする。

*4:「SMなりのロック」と書いたがこれは現時点では殆ど不可能なように思われる。所属アーティストにペタペタとコンセプトで塗り尽くすのがSMのやり方だから、『反骨精神』が基本のロックとは確実に相性が悪い。SMが「ロック」の定義を再構築して前述の「SMなりのロック」を打ち出したら…と思うとワクワクで眠れないです

*5:SMミュージックパフォーマンスの略。特徴として「重々しいサウンド」「バックで刻まれる強いリズム」「難解な歌詞」等がある。

*6:掛け声応援法が韓国音楽に根付いている文化に於いて、このような『掛け声が覚えやすい曲』というのはとても有効だと思われる。掛け声を掛けるという事でアイドルや他のファン達との一体感を味わえ、人間独自の『共感欲』が満たされるから。その点ではGeeもSorry,Sorryも同種だと言える。個人的にはそれに付随してテミンソロの「怪盗(Danger)」も推したい。ばん、ばんばんばんばんばんばん!

*7:テヤンのリンガリンガのMVがウルロンをパクったと言われてたが、大スターBigBangにパクられるくらいには素晴らしいMVです。だからそう目くじらをたてないで欲しかったな…

*8:有名なアメリカの対黒人秘密結社のこと。詳しく知りたい人はwiki大先生へ

赤色の襲撃 ~Red Velvet “Dumb Dumb”MV・歌詞考察~

 

ダンダンダンダンダンダン〜
ダンダンダンダンダンダン〜
ダンダンダンダンダンダン〜
ダンダンダンダンダンダン〜

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耳から離れない…

 

 

台風凄かったようですね。
管理人の居住地では、風は然程酷くなかったのですが雨が酷かったです。
心無しか管理人が外に出ている時に強くなっている気が……

 

そんな中、9月9日にSMの末っ子・れっべるちゃんがカムバック!f:id:c-c101:20150912100130j:image

SMの(大韓民国の!)愛でるべきお人形さん…

前回活動曲から約5ヶ月ぶり?くらい?
結構短いスパンでカムバ計画を立ててくれるのは、新人ドルだからでしょうか。
相変わらず新人に優しいSMさん(えぷにカムバを…!涙)

 

 

 

 


それにしても本当に今年のSMはハズレ曲を持ってこないな…
ここまでくると『SM凄い』よりも『SM怖い』になってくるのも仕方ないかと。
冒頭に始まり曲中にも何度かリフレインさせている「ダンダンダンダンダンダン〜」が耳から離れない中毒性を持っているし、MVも衣装もかなり凝ってるし。
前衛的で歌詞とリンクしているし、ポップさの中に一種の気持ち悪さもある。良MVですよ!(大声)

”Ice Cream Cake”が「自分に自信がある元気少女」だとしたら、”Dumb Dumb”は「素敵なオッパに憧れる少女」。
素敵なオッパの前では上手く振る舞う事が出来ない可愛い女の子、
その様子を「壊れたロボット」「マネキンのように不自然」と表す素晴らしいSM作詞陣…涙
その上dumb(声が出ないことや言い表せないという意味の英単語)をひたすら繰り返してただの擬音にしてしまい、バックグラウンドなのにメインメロディーにもしてしまう。SMの得意分野*1

 

でもこの曲で1番面白い箇所はラップ部分。
MVではマイケル・ジャクソン(以下MJ)とビリー・ジーン(以下BJ)だけ字幕が出てきます。

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マイケル・ジャクソンポーズ

(追記:確認したところビリージーンでのダンスの真似でした)

 


つまり歌詞の中の女の子が『BJ』、相手の男の子が『MJ』だと言いたいわけです(どうでも良いけどMJとBJってもの凄く似ておる)。
その他にもラップの中にはMJの曲名が隠されています。
先程のビリー・ジーン Billie Jean(分かりにくいけど題名です)、を含め、
Bad、Beat it、Leave Me Alone、Black or White、Man In The Mirror、Why You Wanna Trip On Me、Scream、Love Never Felt So Good、そしてThriller。
全部で10個。
しかもいかにもMJみたいなダンスパフォーマンスも入ってて、なかなかに面白い振り付け。

 

 


You need to “Beat It” That boy Michael Jackson ”Bad”
난 너의 “Billie Jean”이 아냐 Don’t you “Leave Me Alone”
하지만 애매한 반응 난 원해 “Black Or White”
포기 못해 나의 “Man In The Mirror”
“Why You Wanna Trip On Me”
넌 너무 짓궂지 Boy, you make me “Scream”
너에게 왜 이러지
하긴 너의 “Love 정말 Never Felt So Good”
그건 아마 짜릿하다 못해 Watching the “Thriller”


「You need to “Beat It”」
Beat Itとは「打ち負かせ」「叩け」という意味の命令形。
ただこの曲(Beat It)の歌詞を見てみると額面通りに受け取れず…
MJは「そんな風にしても何もならないから兎に角逃げなよ」と言っているです。
「あんたは逃げなきゃいけないわ」そう言っていると解釈出来ます。*2


「That boy Michael Jackson “Bad"」
ここで言うThat boy、つまり「あの男の子」は「素敵なオッパ」だと解釈して恐らく問題ないでしょう。
Bad(ついこの間までこの題名でinfiniteパイセンが活動してましたね…ありゃ良曲じゃった…)は、「悪い」という意味ですが、ネイティブだと違うのか。
純日本人な管理人は詳しく知りませんが「イケてる男」と言いたいように見えました(MJ加藤的解釈)。
多分「素敵なオッパ」はナップンナムジャなんだろう…この年頃はやたらナップンナムジャに惹かれるんダヨネ(遠い目)


「私はあなたのBillie Jeanじゃない」
この歌詞(Billie Jean)中でBillie Jeanとは主人公の「僕」のストーカーとして描かれております(どんな説明?)。
この曲(Dumb Dumb)での「私」は「素敵なオッパ」に憧れる存在。まあコソコソ付いて回ったりしているんでしょう。
「べ、別にストーカーなんかじゃないわよっ」。
くう、しびれるぜアイリン姐さん!


「Don’t you “Leave Me Alone”」
直訳すると「『放っとけよ』なんじゃないの?」

ううむ、前の歌詞との整合性が見当たらん…これは額縁通り受け取っても良さそう。

一応MJの曲を説明すると、彼女に裏切られた「僕」が「もういいから俺をほっといてくれ」と言う悲しい歌なんですが、ラップ自体に意味を埋め込んでいるとかそういう関係はなさそう。


「私は希望してるの”Black or White”」
これこそ確実にMJの歌は関係無く、題名だけ借用した形でしょう。
その前の歌詞が「曖昧な反応」。
つまり曖昧な態度を取り続ける「素敵オッパ」に「あーたどうなの!?好きなの!?嫌いなの!?はっきりしてよ!黒白付けて!」のBlack or Whiteであること間違い無し。
(レッベルちゃんがこんなおばさん口調ではないと思うけど)

 

「私の”Man In The Mirror”」
man=素敵オッパ

つまり、「鏡の中のあなた」
どことなくf(x)のピノキオを思い起こさせる歌詞の内容…*3


「”Why You Wanna Trip On Me”」
直訳は「何で私を構うの?」

その返答はあんたが1番分かっとるやろ〜やいやい
そのあとの「あんたってすごく意地悪よ」に続ける為の「何で私を構うのよ」だと思えば、「素敵オッパ」ですらいじらしくて仕方ない。

 

「You make me “Scream”」
私を叫ばせる。(雑か)

MJのScreamは「重圧に押し潰されて、もう叫んでしまいそうだ」というなかなかヘビーな人生悩みソングなのですが、こちらもこの曲(Dumb Dumb)には全く関係なさそう。

(ice cream cakeにしろ、れっべるちゃんScreamしすぎ。)


「確かにあんたの “Love って本当に Never Felt So Good”」
Love Never Felt So Good。「こんなに最高の愛なんて無いよ」
→「確かにあんたの愛って今まで無いくらい最高」
そして次の、

「Watching the “Thriller”」に繋がる。
「スリラーを見ているみたい」に刺激的で、素敵オッパとの恋は、正にBメロ冒頭の「手に汗握らせる恋」。

そう考えると、「あんたの愛」って「最高」なのは本当に「最高」なのではなく、「スタンダードと違いすぎる愛(ordinaryで無い愛)」が「ワクワクして私を普通でなくさせる」んですね。
やっぱり「素敵オッパ」は「ナップンナムジャ」だったじゃん〜〜〜刺激を求めすぎると火傷するわよ

 

ここのラップ歌詞、本当に趣向が凝らされていて面白いです。それにしてもMJ縛りでよくこんな意味の通る歌詞をかけるものですなあ。
MJの曲を一曲一曲歌詞を読んでみるのもよし(そうやって新しい良曲に出会える事こそ音楽鑑賞の醍醐味)、ただ単純に発音楽しむのも良し(ケーポの醍醐味)。

 

 

 

 


それにしても清純な魅力だったアイリンがアンニュイ姐さんになってるわ、f:id:c-c101:20150912165755j:imageアンニュイ姐さん

 

スルギは相変わらず射るような強い視線でこっちを見詰めてくるしf:id:c-c101:20150912165823j:image(勘違いしちゃうからヤメテ〜)

 

なによりウェンディの高音が耳に心地好い!f:id:c-c101:20150912165859j:image

キンキンに冷やされたお茶を飲んでるような清涼感が持ち味よね。鋭さナイフ級。と1人ウェンディの強い声に感心しきり。

前回活動曲より今回の方がウェンディの良さを活かせてる気がしてならない加藤。

 

あげく元マンネ・ジョイは最早『人妻』としか思えなくなってきたし、f:id:c-c101:20150912103955j:image(昼下がりの人妻)

 

現マンネ・イェリはマンネらしからぬ貫禄に溢れているしf:id:c-c101:20150912165911j:image老け顔とかそういうわけじゃないんだけど、何だろうこの貫禄

 

で、このグループの引き出しを感じました。
かわええ!それに尽きる。かわええ!

 

 

取り敢えず最初のMカだけチェックしたけど、こんな激しい振りで生歌で歌うんかこの子達は…恐ろしい子…!(勿論カムバ最初のMカは口パクでしょうが)
アリラン放送のsimply k-popは容赦ないけど、どうするんだろう(音外しちゃう推しを何度か見てしまっているため、アリランは加藤の中でブラックリスト入りされました)。

おまけに途中のペンライト?みたいな演出で、彼女達がどこから取り出しているのか見えなくてその箇所だけを3回も繰り返してしまった…

あれどういう仕組みなのかよく分かりませんがら手首に巻きつけてんですね。あんな直ぐに棒になるもんなんか。SMさん、けったいなもん作りましたな。

 

 

 

 

それにしても、れっべるはどういうコンセプトなんでしょうかね。

最初はてっきり「元気でポップな少女」と「色気ある女性」の2つの役割を担うのかと思っていたのですが*4、今回は「元気でポップな少女」路線1本で勝負。

(これで後続曲が「色気ある女性」路線だったら私の推測が当たってると言える)

 

正直この手の曲*5を見せられると、f(x)の挑戦した世界をグレードアップさせ、さらに大衆性を高めた世界観としか判断出来ない。

ポップで爽やか、元気でいかにも年頃の女の子なRed Velvet

ポップなのに綺麗でどこか脆く、分かりづらいのがf(x)

 

そう言われてみれば確かに当初言われていた通り少女時代とf(x)の中間コンセプトな気もしますが、それにしてはあまりにf(x)に寄りすぎなのでは…?(加藤的にはれっべるの顔を大衆ウケする顔だと考えているため、f(x)化を推奨していない←知らんがな)

 

 

 

何はともあれ、偉大なる少女時代パイセン、大韓民国のセクシー・ヒョナ、女子ドル三つ巴を楽しみまっしょい!

 

f:id:c-c101:20150912145614j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:SJのSorrySorryが代表的。

イントロからサビまで一貫して流れる「たんたんたんたったらっ」は素晴らしい中毒性。SMが生んだ名曲です。

www.youtube.com

*2:調べてみたらネイティヴのイディオムとして本当に「逃げろ」の意味があるようです。純国産の加藤には辛かった…

*3:ピノキオも彼氏を人形に見立てて、主人公が好き勝手していました。MV見たとき、人形が下に落とされて壊れるところも何となくピノキオの歌詞を思い出すし…f:id:c-c101:20150912170907p:plain

 

SMの曲の特徴として、女子ドルは「男性を身動き取れなくさせて、そんな男性を見てにっこり笑ってしまう」ような「女性の狂気」を歌っているものが多く、男子ドルは「女性があまりに素敵(もしくは悪い魅力があり)すぎて自らを支配されてしまう」ような「女性崇拝」的な歌詞が多い気がします。勿論逆も然りですが、SMさんは女性をなんだと思ってらっしゃるのか…

*4:ハピネスの次にbe naturalを出してきたり、前回活動曲の時は正反対の二曲を同時に出したので、RedバージョンVelvetバージョンと勝手に呼んでいた加藤。どっちの曲がどっちかお分かりでしょう

*5:Happiness、Ice Cream Cake、Dumb Dumbの3曲